collection PRIVĒE?の象革加工編み上げコンバットブーツ

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ども、久々の単体靴を長々と話そうの回。(笑) 岸本です。




本日ご紹介の靴にも中々思い出ありまして、まあまあ長くなっちゃうかも…。






ということで前置きは短くして早速ご紹介。


本日ご紹介の靴はこちら。



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「collection PRIVĒE?の象革風編み上げブーツ」です。


まず最初にこのブランドを軽くご紹介しますね。





“collection PRIVĒE?”


デザイナーはボローニャ在住のマッシモ・ビッツィ。特別な小物を作りたいと、自ら靴のデザインを始めたことをきっかけにcollection PRIVĒE?を設立。素材に対する研究と実験を重ね、ハンドウォッシュや後染めの技術を独自に開発。バッグ、服とトータルで手掛け、老舗スニーカーブランドSUPERGAとのコラボレーションも発表。



とこんなブランドなんですが、このブランド、岸本が最初にファッション業界に入ったときに努めてた靴屋さんで取り扱っていたこともあり、その後バイヤーとしてイタリアミラノの展示会に行ったときにマッシモさんご本人にもお会いしてお話を聞かせてもらったことあるんですよ。

スキンヘッドで見た目はかなりイカツイんですが、優しくってそして超がつくくらいお洒落なオヤジでした!!レザーの染色や加工の話はとても面白くってかなり情熱的で、作品をこよなく愛しているのが説明のときにハッキリと分かる人でした。とくに今までに靴に使われたことのない素材や色合いなどを使うのが彼のコダワリらしく、それが作品に色濃くでているブランドで独自性とそのエレガントな雰囲気が大・大・大好きなブランドなんです!!!

岸本が最初に買ったのは肌色みたいななんともいえないカラーでヌバックかと錯覚してしまう微妙に毛羽立ちをだした表革を使用したプレーントゥーシューズだったのですが(写真があれば一番分かりやすかったデスよね…。すみません。)とにかく、他では全く見たこともない素材感と色に驚愕したんです。


その後も何足もこのブランドの靴を買っていきましたが、どのタイプもとにかく素材が凄い!!! このブランドの真骨頂は『素材の新開発』なんです。ラクダやサメ、カワハギ、ウナギなどの魚類…。そんな素材を独特に染め上げた見たこともない素材感の作品を多々世に送り出しています。


とまあ、そんなブランドなんですが、今回ご紹介の靴はまさにその『新素材』の境地。そんな素材使いの靴です。



それではディテールを見ていきましょうか!!(やっぱり前置き長くなっちゃいましたね…)


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こんな素材感の靴、見たことありますか?

牛革を型押し、染色して仕上げたこのレザー。ただ見たことない素材で派手なだけではないんです。

これはズバリ「アフリカ象の皮を再現、しかも像にはないカラーを使用」したもの。仮想エレファンツレザーなんです!!

実は象の皮を使用したカバンや靴は60年代くらいまで結構あったのです。


アンティークのショップなどでは旅行カバンなどでエレファンツレザーを見かけることもしばしば。


しかし1972年のワシントン条約によって動物を保護する見地から、たくさんの絶滅危惧種、そうでないものも含め、簡単に殺してはいけないという風潮にかわり、それ以降アフリカ象の皮の製品は激減し、未だにその流れは変わらず、現在ではほぼ見かけない素材となっているのです。



そんな靴を復刻する意味、そして実際のアフリカ象では不可能な染色と、柔らかさを実現したのがこのレザーなんです。


岸本的に「これは渋い!!!渋すぎる!!!」と思うのはこれが象の体部分をイメージしたものであること。象の皮は耳、鼻、体(足)部分で模様の大きさやブツブツ感が全く違うのですが、体部分はそのなかでもブツブツが余りなく、大きめの溝模様があるので、ややクロコダイルよりの感じで靴に使うには持って来いの素材感なんです。

しかも凄いのは従来の象皮ではここまで整った形の溝ではなくランダムなんですが、かなり整えた幾何学に近い柄にあげているのも型押し再現でしか不可能なので、これは凄い!!


なにより象革の一番の難点である「硬すぎる」という靴に使うと歩きづらく足が痛くなるという欠点を牛革で再現したことでクリアしたこと。


そして白色に近いアイスベージュカラー。


もう何もいうことございません。





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そして、ミリタリーテイストの編み上げ型。これは推測なのですが、アフリカのサファリで使うワークブーツをイメージしていると思われます。もしかしたら、アフリカの色々問題があった時期にマッシモさんがなんらかのメッセージを込めて作ったのかも…。

そのくらいマッシモさんも社会問題などを作品に反映する傾向が強いデザイナーなので、想像しちゃいます。

ぜひ、ご本人に直接聞いてみたかったですね。





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そして、見た目だけでなく、ライナーに最高の豚革を使用したり、シューレースに蝋引きしたり…。


実施用時に心地よく履ける工夫も万全。素晴らしいです。






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そして、TAUの持ち味である「状態にこだわった靴」。

この靴未使用です!!!


岸本が最初に買ったときは4円台の靴でしたが、その10年後にはブーツ類は8万円~10万円前後と値段も高騰したブランドとなってしまっているので、なかなか新品では買いづらいのですが、未使用でナイスプライスで買えるのは本当にうれしいですよね!!



アパレル業種の方なら知っている名ブランドですが、まだまだ一般層には知れていない「コダワリすぎた玄人靴」だけに、ぜひアパレル業以外のかたに体験していただきたい一足です!!!(もちろんアパレル業のかたも買ってください(笑)



素材マニア(?)の方、必見です。







本日はここまで。

以上、岸本でした。ご静聴ありがとうございました!!!















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