Dr.martensのメイドインイングランドUチップスエードダブルソールシューズ

福岡氏となみ氏にブログまかせっきりで楽をしておりました。岸本です。
岸本といえば靴ブログ。今夜は恒例?の「なんでまだこれが売れてへんかな~」のコーナー?です。
入荷当初からスタッフ間では 「これヤバいなあ。すぐ売れそう!!」とテンションあがる商品があるのですが、なぜか案外売れるのがゆったりめという商品が毎回あります。 案外スタッフ目線というのは一般のお客様の目線とは差があるのかもしれないですね。
とまあ、そんなバイヤー目線というかプロ目線というか、とにかくスタッフから見て「いいな。欲しいな」という商品のご紹介です。
その商品はこちら。

「Dr.martensのメイドインイングランドUチップブルースエードダブルソールシューズ」です。
長いですよね…。そうです長いんです。
そしてこの名前がすべて表しております。(笑)
順をおって説明しますと、まずはこちらは「メイドインイングランド」でイギリスの靴の聖地ノーザンプトンで生産されていた貴重なマーチンです。とにかく他の生産工場とは素材と縫いのクオリティーが全く違います。

次に「Uチップブルースエード」ですが、マーチンの中ではスエードのUチップというのは中々希少です。
しかもよくあるブラウン系のスエードと違い「ブルーカラー」。スエードのカジュアルな質感とブルーカラーのクールさが混ざり合い、綺麗めからラフスタイルまで使えて、ファッション的にみてもかなり偏差値高いと思います。
アホみたいに靴を買いあさり、とんでもない数を所有していた岸本の経験からしても、Uチップは飽きが来ず何歳になっても履ける靴の一つです。青系統のカラーもメンズの服には非常に相性良いので、いろんな恰好にあわせて長く履ける一足といえると思います。
ノーザンプトンのスエードはチャーチなどが使用したものと同格なので、発色なども良く品があるので、マーチンを上品に履けるというなんとも他にはないバランスの靴ともいえます。かなり希少ですね。

続いて「ダブルソール」。
良く写真を見ていただくと分かるのですが、ソールが「2層」になっています。
一番下の飴色の部分と中間の黒色部分に分かれているのがわかるでしょうか?
オーソドックスタイプのマーチンは一番下の飴色のソールが全面にきているのですが、このタイプは間に黒のソールをはさみこんだ厚底タイプとなっています。
これはどういった仕様かというと、この前のロンドンオリンピックのマラソンで取り上げられていたように、イギリスの街はとても古い町並みで、石畳が多く凸凹で足にかかる負担が大きいので、クッション性を高めるために高発泡のウレタン樹脂を中間層にとりいれて足の負担を軽減しようと考案されたものです。このモデルがメイドインイングランドでイギリスで履くことを考えて作られていることを表しているとても面白い部分ともいえますね。
実際にこの黒い部分を指でおすとかなりのクッション性があることがわかります。
ちなみに岸本もマーチンのこのソール仕様のものも持っていますが、他のマーチン以上に履きやすく、一日歩いたときにも疲れ知らずな一足なのは太鼓判押せますね。

細かいディテールもヌカリなし。 3HOLEのハトメ(丸い金具)と2フックというマニアックな仕様。上部分のフック部に補強のレザーが張ってあって二重構造になっていたりと、耐久性面への気配りも◎。その機能美が見た目にも恰好いい、男心をくすぐる一足です。


ロゴのかすれや、ヒールの減りもほどんどなくコンディション抜群!!!
これは3拍子揃った名品です。
これがなぜにまだ売れていないのか? まさに謎の一足のご紹介でした。
サイズ会う方でマーチンまだ履いたことない方にはかなり、かなりのおススメの一足ですので、ぜひ。
Dr.martensのUチップシューズ(長いので割愛(笑))
SIZE : 10
PRICE : ¥15750
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