『ステファンケリアンという靴。』


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ども、火曜日は靴のお話。岸本です。


火曜日はレディースデーということで、レディース靴を取り上げますが、今回は以前(といってもかなり前になりますが)に何度か詳しく取り上げたことのある岸本も好きなブランドの靴が数足まとめて入荷しておりますので、プチ特集といこうかなと思います。



もうタイトルで書いちゃってるんですが、そのブランドの名前は「ステファン・ケリアン」。日本では今一つ認知度の低いブランドの一つではないかと思います。

なので、ここで軽くブランドヒストリーのおさらいです。



・1974年に創立したフランスのシューズブランド。
・フランスのロマンシュルイゼール(Romans-sur-Isere)に創立。
・イントレチャートのレザーシューズが定番。
・2006年、ブランドを閉鎖。
・2007年、ブランドを再開。
・Olivia Cognetがアーティスティック・ディレクターに就任。


ヒストリーはザックリとはこうなんですが、岸本がこのブランドを好きなのは「フランスの伝統ある靴の街から始まったブランドであること (メイドインフランスにこだわっていること)」「フランス靴の伝統技法や素材を導入していること」「フランス靴らしく歩き易いデザイン」などが挙げられます。フランス製シューズブランド特有の「雰囲気」を持ったブランドで独創性もあるところも好きですね。





それでは論より証拠ということで早速見て参りましょう。


3足まとめてご紹介します!今回ご紹介する靴たちはこちら。



日本ではイントレチャートといえばボッテガヴェネタの財布を思い浮かべると思いますが、靴業界でイントレチャートといえば断然ステファンなのです!!!




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このブランドはホントに色んなカラーでイントレチャートシューズを世に送り出しているのですが、このメタリックカラーは中々珍しいですね。この秋冬はメタリックやゴールドなどの小物はかなり重宝すると思いますのでかなりおススメですね!!ポインテッドトゥ(尖ったつま先)なのも今年風で良いです。イタリアブランドのように完全に尖らさずにすこし丸みを持たせているのがフランスシューズらしい可愛いらしさです。



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まるでウロコのような密集して緻密なイントレチャート。革はフランスらしいかなりソフトに鞣したカーフで足馴染みも最高。イントレチャートシューズの良いところは要所要所で伸びが出てくれて足の形にフィットしてくれるトコロです。フランス人は履き心地を特に大事にする傾向ありますので、納得のアイディアですね。



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ソールはオールレザーソール。ヒールの側面にもメタリックレザーをしっかりと貼りこんだフランスの手工芸が素敵。ステファンはフランスメイドに拘りを持って、繊細な手作業を盛り込んできます。イタリアとはまた違った優しくて柔らかい雰囲気とでもいいましょうか。岸本はフランス靴のそういう素朴でシンプルなところが大好きなのです。






さて、2足目は…。


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『キャンバス地サイドゴアヒールパンプス』です。

こちらも非常にフランスらしい形と生地使いの靴ですね。フランスのビンテージシューズではよくこの帆布素材が使われています。パンツやジャケットにもこの生地を使ったものがフランスでは多くあり、経年変化したときの温かみはまた格別です。

ヒールも太くて縦長で3cmというのが歩き易さを考えるフランスらしいヒールデザインだと思います。

コバのレザーの土色がまたビンテージシューズっぽくて良いですね。古いフランス工場を使って造るこのブランドらしいパンプスです。


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生地感がアンティークな雰囲気バツグン!!!コバもかなりアンティーク色が強い!!!! 100年くらい前にタイムスリップしたような靴ですね。経年変化も楽しめる一足。



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そしてこちらもフランスらしい部分。少しだけゴアをつけたこのデザイン。基本的に脱ぎ履きも履き心地も快適なのが大好きなフランスで良く見かけるサイドゴア。脱ぎ履きの多い日本の生活にも大活躍!!!ちなみに岸本もサイドゴアブーツ大好きです!

ゴアの素材もクラシカルで雰囲気あるものを使用していて素晴らしい。



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ソールはレザーソールでクラシック100%。カカトのみ前使用者がビブラムに張り替えしてますが、これはこれで耐久性高く、実使用するにはかなり良いので◎。









さてさて、いよいよ最後の一足は。



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『ローファー型スニーカーソールサボ』です。


こちらのサボは実はこのブランドの定番というか一時期に流行ったローファー型スニーカーをアレンジした変わり種です。


ちなみにコレがそのローファーです↓
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イントレチャートに次いでこのブランドのアイコンとなっている独創的なデザインです。まずは水平フラットソールの厚底。しかもその厚底部分を手工芸でレザー巻きにしています。一見するとスニーカーにも見えるカジュアルテイストな靴なのにこのフランスの伝統技法によってかなり上品な雰囲気に仕上がっています。




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水平フラットソールのつま先部分のみがRを描いております。この独特なデザインも先のローファーから受け継いだデザインです。これによって歩行運動をスムーズに出来るようにした非常に理に敵ったデザイン。ソフトなカーフスキンを使ったフランス仕様で履き心地もかなり快適!!!秋冬スタイルに靴下やタイツを履いて合わせてみても面白いですね。

オレンジカラーもエルメスを筆頭にフランスブランドの十八番。美しく深みのある発色が素晴らしいです。



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イニシャルロゴが型押しされたモデルは比較的最近のモデルです。過去の作品を改良・アレンジしたモデルもこのブランドの得意とするところです。



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グリップ抜群の溝パターンを持ったスニーカーソールを搭載。厚底で独特の存在感がこのシリーズのウリ!!!フレンチハンドメイドによるソールのレザー張りが美しい。シンプルながらも個性的な一足ですね。そのアタリも非常にフランスブランドらしいです。





最後に、ブランドヒストリー表にもありましたが、ステファンケリアンはロマンシュルイゼールという靴産業の発達した街で開業しました。残念ながら岸本も行った事はないのですが、フランスのノーザンプトンと呼べるような靴工場が軒を連ねていた街らしいです。2000年代に入り不景気の煽りで家内制手工業の伝統ある工場が次々に廃業したそうです。このステファンケリアンも一度おなじ時期に倒産しています。

いまクラシックなハンドメイドシューズといえばイタリア、イギリスが有名で、フランスのハンドメイド工場はかなり少なくなったようです。そんな中で「メイドインフランス」に拘る、歴史を大切にする姿勢が素敵だと思います。今回ご紹介の靴もいずれもフランス製です。

そしてステファン・ケリアンは歴史を守るだけでなくファッション的に新しいデザインアプローチを続けているブランドの一つだと思います。そういった伝統技術を新しいデザインに昇華するブランドが僕は大好きです!!





これぞフレンチ!!!と呼べる靴を試してみたい方は一度選んでみて損のないブランド。それがステファンケリアンです。










さて、今夜はここまで。

以上、岸本がお送り致しました。
ありがとうございました。










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