『第5位のジバンシィを詳しく検証。』

ども、金曜日は靴のお話。岸本です。


さてさて、本日もランキングの靴のご紹介ですが、本日は第5位の靴を詳しく検証してみようかと。

こちら、中々にマニアックなためベスト5にランキングした靴ですので、パッと見には分からない靴好きを唸らせるコダワリある靴ですのでお楽しみに。

では早速登場です。



「勝手に岸本ランキング第5位」の靴はこちら。

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『ジバンシィのミリタリー風プレーントゥシューズ』です。

一見すると古着屋やワーク・ミリタリーショップで見たことのあるような雰囲気ではないでしょうか?

まさにそれこそが、この靴の最大の特徴でありマニアックな部分ですので、詳しく見て参りましょう。


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まずはこの靴最大の特徴は、この革使いですね。かなり固い雄牛の革を使っているのですが、これはヨーロッパなどの軍靴やワークブーツなどに良く見られる革です。非常に雨に強く耐久性の高い靴。それをイメージしてハイブランドであるジバンシィが作った靴である点が一番の岸本オススメポイントなのです。

ミリタリーテイストなどのハードで男っぽいイメージの靴はしばしばデザイナーズで見かけますが、ジバンシィは基本的にエレガントな靴が多く、このテイストの靴を作ることは少ないブランドであり、フランスブランドがここまで固い雄牛を使うこと自体がかなり稀なのです。そこには理由があるのですが、かなり長くなるので、興味ある方は店頭で聞いてくださいね。



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岸本のオススメポイントその2はプレーントゥであること。先のジルサンダーの時にも書きましたが、ドレスアップにもカジュアルにも幅広く使えるのがこの形の最大の長所。しかもこれだけ雨に強い素材をしっかりと使ってくれていればかなりの頻度で履けます。耐久性の高さも高評価の要因ですね。

軍靴ではもう少しトゥ部分に厚みと丸みがあってポッコリした木型で無骨なのですが、そこは流石はジバンシィ。履くとより分かるのですが、品のある絶妙な木型です。



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岸本の高評価ポイントの中でかなり重要だったのがコレ。グットイヤーウェルティッド製法&ストームウェルト仕様であったこと。

軍靴もこの製法とウェルト形状なので、それをしっかりと守って作った点がすばらしい。

大体デザイナーズでこの系統を作った場合は見た目と革の雰囲気はミリタリーでも製法は接着式かマッケイ式の場合がほとんどなのですが、製法もしっかりと軍靴仕様にすることで雨や泥が靴内に侵入してこなかったり(ストームウェルトにより)、型崩れしにくくオールソール交換できたりとハードに使えるのが素晴らしいです。

この製法でのジバンシィの靴はあまり見たことないのですが、しっかりとデザインソースの靴をコピーしてしかもクオリティーをあげたハンドメイドで作ってきた点がコダワリ120%で大好きです!!! これはオマージュの極みですね。

強いてあげれば、この靴がイタリア製であったことだけは残念です。
これでフランスメイドであれば母国への愛情なども感じられて200点だったんですが。それなら4位にランクアップしていましたねきっと。すみませんマニアックな意見で。(笑)




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そしてもう一つ大事な高評価ポイントは内側の素材使い。

ここはフランスブランドらしい肌触りのよい柔らかい最高級素材を使ってくれています。

実際の軍靴やワーク靴は雄牛の固さと内側の革の品質の低さで履いていると痛みや疲れが出やすいのですが、この靴は履き心地は高級イタリア・フランス靴で見た目は無骨という最高のバランスですね。最近ブログを書いて絶賛したユケテンの編み上げブーツと似たなかなか見つかりにくいバランスの靴といえます。




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そして岸本のツボはコレ。

タン部分に裏革ナシの構造。

これも軍靴など手間暇かけない靴の特徴なのですが、普通は内側にこれだけの高級素材を使ったら、タン部分も裏に同じ素材使うものです。でもそこはあくまでもミリタリーの無骨さや!!!と言わんばかりにタンだけは軍靴仕様にワザワザしてる(笑)

作ったデザイナーがかなりミリタリー系シューズであることにコダわったのが分かる部分で、靴好きからしたらたまらんのです!(笑)

しかもそれをあの超ハイブランドのジバンシィが作ったとなるとコレはもう第5位に認定でしょう!!!(笑)




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そして、さらなるマニアックポイントも。

写真でどこまで伝わるかわかりませんが、履いて見ると結構全体的にセクシーさを感じる靴で、ジバンシィらしいともいえる靴。

でも、なんでそう見えるんだろう?と具体的な理由が分からなかったので、マジマジと隅々までチェックして気づいたのがこのヒール。
アッパーに対してヒールとコバが微妙に後方(おそらく通常の靴の2mmくらい後方)にせり出しているなんとも分かりにくいバランス。

これによってヒールが強調されて、どこかフェミニンな雰囲気を醸し出すなんとも言えない靴に仕上がっているのです。




これは論より証拠。なので一度履いて見て下さい。履くとその雰囲気の違いは分かっていただけると思います。


そしてこういう絶妙バランスのシンプルシューズは本当に昨今あまり日本市場ではお見かけすることが無くなりましたので、これはかなりのオススメですよ!!


サイズ合う方はぜひ!!!










さて、今夜はここまで。

以上、岸本がお送り致しました。
ありがとうございました。









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