BAND OF OUTSIDERS "Canvas Saddle Shoes"

本日は新入荷したアイテムの中から「BAND OF OUTSIDERSのキャンバスサドルシューズ」をご紹介致します。グットコンディションの本格派革靴が3カラーまとめて見つかりましたので、ぜひご覧ください。


非常にオーソドックスなラウンドトゥの木型で、指先の自由度の高い歩行に適したタイプ。甲の高さ、足幅も標準で日本人の足型にも相性の良い飽きの来ない木型です。



正式名称は「サドルオックスフォード(Saddle Oxford)」ですが、日本では略称の方が圧倒的に用いられているサドルシューズ。甲に文字通りサドル、つまり「馬の鞍」状に独立した革を上から下までグルッと載せてそこに鳩目を付けた状態の紐靴を指します。内羽根とも外羽根とも呼べない独自のディテールを持ったデザインは玄人好みの一足と言えるでしょう。今回は2トーンコンビ使いの「アメリカ式サドル」と、ワントーンでシックな「イギリス式サドル」の2タイプがまとめて発見されましたので、好みでお選びいただけます。靴後部の「市革」もしっかりと鞍状に仕上げた本格仕様。





ワントーンのイギリス式サドルタイプはアッパーが非常にシンプルであまりサドル部分を強調しないのが特徴。ただ、今回のサドルはシックになり過ぎないように、イギリス式は左右のアウトソール裏の色がボルドーとブルーになっています。アパレルブランドらしい遊び心が楽しい一足。逆に2トーンで派手な見栄えのアメリカ式のソールはナチュラルレザーで左右統一してバランスをとっており、デザイナーのかなり凝ったコダワリを感じます。靴の左右に「RIGHT」「LEFT」の文字をわざわざ入れる洒落っ気も面白い。

深みのあるカラーのキャンバス素材は使い込んで経年変化したときも雰囲気の出る素材。耐久性、耐水性にも優れているので、デイリーユースできる一足です。

製法はマッケイ式ですが、コバ部分にイミテーションのウェルトを装着して手縫いステッチを入れて、重厚感を出しています。ホワイトステッチにより、夏スタイルの軽快さを演出しているのもアパレルブランドならでは。ステッチの揃い具合も完璧で職人の技術の高さがうかがえます。

履き口付近にはしっかりとレザーパイピングが施されており、素足で履いた場合でも踝付近が痛まない仕様。こういった気配りができているのが本格革靴の素晴らしさ。アメリカブランドの一足ですが、イタリア的な要素が感じられるディティールです。

タイプごとに紐のカラーも変えて靴の歴史にも忠実なのが◎。ゴルフなどに使用されてきた「アメリカ式」にはカジュアルな印象の白いシューレース、クラシックな「イギリス式」はアッパーと同系色を使用してシックに仕上げています。

インソールにはソフトな豚革使用でカカトにクッション材も入っており、履き心地も抜群。暑い夏に気持ちよく履ける一足です。
メンズシューズとしては中々見つからないカラーのサドルシューズ。ワードローブに加えてコーディネートの幅が広がる事間違えナシの一足です。カラーによって見え方も違うので、各カラー履き比べてみてください。
【 TAU 】
TEL 06-6225-7460
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