PRADA hi-tec sole wing-tip sneakers



本日は「PRADAの第一期ソール搭載ウィングチップスニーカー」をご紹介いたします。
当ブログでも再三登場してきたプラダスポーツラインのスニーカー。
プラダの現在の躍進の始まりとなった約20年前、ブレイクのきっかけとなったアイテムがあります。その一つがポノコナイロンを使ったBAG。そしてもう一つが、今回ご紹介するシリーズ、クラシックスタイルのアッパーに人間工学を研究したハイテクソールを搭載したスポーツラインのスニーカーです。クラシックレザーシューズの雰囲気を持ちつつ、ハイテクスニーカーをさらにハイエンドに仕上げた履き心地をもった靴の登場に当時騒然となった革新的なアイテムでした。
今回ご紹介するスニーカーはそのデビューしたばかりのプラダスポーツラインのスニーカーに搭載されていた第一期ソールを搭載したモデルとなります。デビュー後もプラダ社は研究に研究を重ねて数々の新型ソールを生み出してきましたが、いまだにこの第一期のソールは「耐久性と履き心地を両立させた本物モデル」としてプラダファンに愛され、定番化しています。安心の一足と呼べるでしょう。それでは、細部をご覧ください。


プラダの十八番となったガラスレザー+第一期ソールの組み合わせ。樹脂塗料によって耐水性を持たせたレザーアッパーに人間工学、力学を研究して作った樹脂ソールを搭載することで全天候型で気遣いの必要のない、デイリーな一足に仕上がっています。
クラシックレザーシューズのようなウィングチップタイプのアッパーでイタリアではスーツにこのシリーズを履くのもお洒落とされています。


世界中をアッと言わせた発明とも呼べる革新的なアウトソール。人間工学と力学を研究して、歩行の際にどの部分に一番負荷がかかるか、熟知した上で開発された緩やかな凹凸と溝をもったデザイン。地面への吸着力も最高で、最高のグリップ力を誇り、長時間歩行でも全く疲れ知らずの素晴らしいソールです。
もはやプラダスポーツラインの代名詞となったカカト部分の赤いブランドタグバーですが、実はデザインではなく、このパーツのみ異常に摩擦に強い素材で出来ており、踵の擦り減りを抑える効果を狙ったものです。実使用を考え抜いた工夫とファッションデザインの融合が成されているのが素晴らしい。


木型は甲を低めに設定しつつ、幅を4Eワイズにしたこのシリーズでは珍しい木型。近年のプラダスポーツラインは足幅をE~4Eに設定したものが多くなっていて、足指をより動かし易くなっているのが特徴。




細部へのコダワリも素晴らしい。履き口付近は二重構造になったデザインでクッション材をふんだんに使った快適仕様。履き口付近はダブルステッチで強固に縫っており、鳩目付近のステッチエンド部には手縫いで太糸で縫っていたりと、強度と手作り感を出す意味の職人ワザが盛り込まれています。ハイテクでありながらも、温かみある造り込みはプラダの真骨頂。
インナー素材も最高級レザーで柔らかく、素足履きもOK。4Eワイズでラクに指を動かせる仕様なので、歩行に最適。インソールも最高級レザーを貼り、最新技術によってクッション性抜群に仕上げています。スポーツメーカーに匹敵するクッション性とクラシカルで知的な雰囲気も兼ね備えた素晴らしいデザインが◎。
まだ、プラダのスニーカーを履いたことのない方はぜひこの機会にお試しください。
間違えのないオススメの一足です。
【 TAU 】
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