『サドルシューズという靴-前編-』
ども、金曜日は靴のお話。岸本です。
さて、今夜は久しぶりに歴史に名を残しているいわゆる「定番靴」の形の由来などを詳しく話していこうかと思います。
その詳しくお話していく『定番靴の形』とは…。
『サドルシューズ』 です。
サドルシューズ(saddle shoes)とは、中央の紐締め部分の色・素材が、爪先(つまさき)や後部と異なったコンビネーションの靴。 甲革の部分に馬の鞍(くら、サドル)をつけた ようなデザインが名前の由来。 サドルオックスフォードと呼ばれることもある。
とザックリと言えばこんな靴なんですが、一体歴史上どんな土地で、どのように使われていたのかなど、今回はもう少し突っ込んだ内容も書いていきたいと思います。
ただし、それは次回の後編で書くとして、まずはそんな歴史的な定番型の中から、
『中々サドルシューズでは見かけない素材使い』 の靴を本日は詳しくお伝えしようかと思います。
その中々見かけない靴とはこちら。



『ダッキーブラウンのアニリンレザー使用サドルシューズ』 です。
一見、普通のサドルシューズに見えるかもしれませんが、そこはいまニューヨーク、そしてアメリカ全土で人気沸騰の超高級ブランドのサドルシューズだけに、並ではございません。
ダッキーブラウン自体がテイラード色の強いブランドなので、基本的にはジャケット&スーツ
スタイルを意識した靴が多いのが特徴です。
まず、一番普通のサドルシューズと違うのがここ

この革質と透明感と奥行きのあるレザー。発色に拘ったアニリンレザーを使っております。それによってこのカーキとブラウンの合いの子のような絶妙なカラーが出ています。
ダッキーブラウンはクラシックなアメリカントラッドを強く意識したブランドでありつつも、素材の色や柄にはコダワリ、ヨーロッパ的な素材使いも多いです。しかも派手な訳ではなく、微妙な深みある落ち着いた色使いが多いのが特徴です。
アメリカらしい形と製法をとりながらも、いままでのアメリカブランドには無かった素材使いやアイディアを現実化して行ってるイメージですかね。
とにかくこの発色と奥行ある光沢感はここのオリジナルだと言えます。

そして靴紐先端に金具が!!!無骨さのある男っぽいディティールはアメリカンでカッコ良い!!そして紐が破損しずらく通し易い!!こういった細かい使い易さへの配慮もできている点がやはり素晴らしいです。
サドル部分のレザーも良く見ると微妙にオレンジかかった茶色です カーキブラウン×アンティコブラウン…。
ヨーロッパ的な色の組む合わせ。ヨーロッパではカーキ×ブラウンは定番中の定番といえるよく見かけるコンビネーションなので間違いなく合うカラーリング。しかもかなり落ち着いたトーンでシックに仕上げてくれている。
中々アニリンレザーを使ったこのサドルシューズは少ないんですよ。
そこには理由もちゃんとあるので、その辺は後編で詳しく書くので、興味ある方はそちらをどうぞ。

100年以上の歴史あるフローシャイム社に製造委託しているダッキーブラウン。フローシャイムの中でも最高職人が手掛けているので細部のアガリが非常にキレイ!!!土踏まず部分のパンチング&ステッチングのレベルはかなりのもの。

このブランドのもう一つのここんちらしさがコレ。レザーソールの横べりを手作業によってペインティングしていること。上のカーキブラウンとはまたすこし違った緑がかった色を入れています。
ここんちの靴はアッパーカラーによってこの部分の色を変えてきます。この手塗りソールのアイディアもここのオリジナルです。
アメリカブランドがあまりやって来ていない繊細かつ絶妙なカラーバランスがこのブランド最大のウリです。

基本的にはしっかりとサドルシューズらしさを出したちゃんとした歴史と基本を守った製法の革靴!!!アメリカを代表する歴史あるフローシャイム社に製造委託してるのもきっとアメリカの歴史に誇りを持っているからだと思います。
後ろ姿もとても凛々しくて素晴らしいですね!!男らしさと色気を感じます。

ソール裏の写真。ニワトリの刻印もなかなか雰囲気あって良いですね。アメリカンビンテージな感じ。
アメリカらしく手縫いの糸が太い!!このへんの無骨さとレザーの繊細さの融合がここんちです。
さて今夜はこんなところで。
次回はサドルシューズの歴史などより深みのある内容になるのでこうご期待です!!
とにかくダッキーブラウンはハイクオリティ-な靴なんですが、まだまだ日本での認知度は低いと思います。ただ、それだけに人と差を付けられるとも言えます。
ヨーロッパにもアメリカにも無かったバランスの男性的なオシャレ靴を作っている唯一無二のブランドだと岸本は思います。
単純に物としての魅力も半端なくある靴だと思うので気になった方はぜひ!!!新品で買うと7〜8万円くらいする靴ですが、それがなんと…。
とにかくオススメです!!
以上、岸本がお送り致しました。
ご清聴ありがとうございました。
お問い合わせはお気軽にどうぞ
お問い合わせ先
【 TAU 】
06-6225-7460
さて、今夜は久しぶりに歴史に名を残しているいわゆる「定番靴」の形の由来などを詳しく話していこうかと思います。
その詳しくお話していく『定番靴の形』とは…。
『サドルシューズ』 です。
サドルシューズ(saddle shoes)とは、中央の紐締め部分の色・素材が、爪先(つまさき)や後部と異なったコンビネーションの靴。 甲革の部分に馬の鞍(くら、サドル)をつけた ようなデザインが名前の由来。 サドルオックスフォードと呼ばれることもある。
とザックリと言えばこんな靴なんですが、一体歴史上どんな土地で、どのように使われていたのかなど、今回はもう少し突っ込んだ内容も書いていきたいと思います。
ただし、それは次回の後編で書くとして、まずはそんな歴史的な定番型の中から、
『中々サドルシューズでは見かけない素材使い』 の靴を本日は詳しくお伝えしようかと思います。
その中々見かけない靴とはこちら。



『ダッキーブラウンのアニリンレザー使用サドルシューズ』 です。
一見、普通のサドルシューズに見えるかもしれませんが、そこはいまニューヨーク、そしてアメリカ全土で人気沸騰の超高級ブランドのサドルシューズだけに、並ではございません。
ダッキーブラウン自体がテイラード色の強いブランドなので、基本的にはジャケット&スーツ
スタイルを意識した靴が多いのが特徴です。
まず、一番普通のサドルシューズと違うのがここ

この革質と透明感と奥行きのあるレザー。発色に拘ったアニリンレザーを使っております。それによってこのカーキとブラウンの合いの子のような絶妙なカラーが出ています。
ダッキーブラウンはクラシックなアメリカントラッドを強く意識したブランドでありつつも、素材の色や柄にはコダワリ、ヨーロッパ的な素材使いも多いです。しかも派手な訳ではなく、微妙な深みある落ち着いた色使いが多いのが特徴です。
アメリカらしい形と製法をとりながらも、いままでのアメリカブランドには無かった素材使いやアイディアを現実化して行ってるイメージですかね。
とにかくこの発色と奥行ある光沢感はここのオリジナルだと言えます。

そして靴紐先端に金具が!!!無骨さのある男っぽいディティールはアメリカンでカッコ良い!!そして紐が破損しずらく通し易い!!こういった細かい使い易さへの配慮もできている点がやはり素晴らしいです。
サドル部分のレザーも良く見ると微妙にオレンジかかった茶色です カーキブラウン×アンティコブラウン…。
ヨーロッパ的な色の組む合わせ。ヨーロッパではカーキ×ブラウンは定番中の定番といえるよく見かけるコンビネーションなので間違いなく合うカラーリング。しかもかなり落ち着いたトーンでシックに仕上げてくれている。
中々アニリンレザーを使ったこのサドルシューズは少ないんですよ。
そこには理由もちゃんとあるので、その辺は後編で詳しく書くので、興味ある方はそちらをどうぞ。

100年以上の歴史あるフローシャイム社に製造委託しているダッキーブラウン。フローシャイムの中でも最高職人が手掛けているので細部のアガリが非常にキレイ!!!土踏まず部分のパンチング&ステッチングのレベルはかなりのもの。

このブランドのもう一つのここんちらしさがコレ。レザーソールの横べりを手作業によってペインティングしていること。上のカーキブラウンとはまたすこし違った緑がかった色を入れています。
ここんちの靴はアッパーカラーによってこの部分の色を変えてきます。この手塗りソールのアイディアもここのオリジナルです。
アメリカブランドがあまりやって来ていない繊細かつ絶妙なカラーバランスがこのブランド最大のウリです。

基本的にはしっかりとサドルシューズらしさを出したちゃんとした歴史と基本を守った製法の革靴!!!アメリカを代表する歴史あるフローシャイム社に製造委託してるのもきっとアメリカの歴史に誇りを持っているからだと思います。
後ろ姿もとても凛々しくて素晴らしいですね!!男らしさと色気を感じます。

ソール裏の写真。ニワトリの刻印もなかなか雰囲気あって良いですね。アメリカンビンテージな感じ。
アメリカらしく手縫いの糸が太い!!このへんの無骨さとレザーの繊細さの融合がここんちです。
さて今夜はこんなところで。
次回はサドルシューズの歴史などより深みのある内容になるのでこうご期待です!!
とにかくダッキーブラウンはハイクオリティ-な靴なんですが、まだまだ日本での認知度は低いと思います。ただ、それだけに人と差を付けられるとも言えます。
ヨーロッパにもアメリカにも無かったバランスの男性的なオシャレ靴を作っている唯一無二のブランドだと岸本は思います。
単純に物としての魅力も半端なくある靴だと思うので気になった方はぜひ!!!新品で買うと7〜8万円くらいする靴ですが、それがなんと…。
とにかくオススメです!!
以上、岸本がお送り致しました。
ご清聴ありがとうございました。
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