『povi le coquinブランド初のスニーカー』−前編−
ども、金曜日は靴のお時間。岸本です。
本日は超個性的な唯一無二と言える靴のご紹介です。
当店の顧客さんならご存知と思いますが、TAUでのみ展開している『ポヴィ・ル・コキャン』というブランドがあります。
“再構築"をテーマにビンテージアイテムを解体したり、組み合わせたりして新たに生まれ変わらせた斬新なアイテムがウリのブランドであり、一点ずつデザインナー本人が手がけ、それぞれのアイテムも全て一点物でデザインも全く異なっており、まさにデザイナー入魂の一作!!!と呼べるアイテムにいつも舌を巻くブランドなのです。(詳しく商品見たい方はホームページをご覧ください!)
ポヴィ・ル・コキャン自体は2年前からTAUではスタートしましたが、今までは全て洋服アイテムのみでした。ところが遂に、遂に、待望の靴が登場したのです!!!
となればもう、靴ブログで紹介しない訳にはいかない!!!ということで満を持しての登場です。
それではそんなデザイナーの魂のこもった靴をご紹介していきます。
本日ご紹介するのはこちら。

『ポヴィ・ル・コキャンの2WAYキャンバススニーカー』です。
このスニーカー、いつも斬新なアイディアのアイテムを提供してくれるここんちらしいオモシロアイディアが満載なのですが、靴好き岸本が気に入ったポイントが何個かあります。
まずは…。

ベースになっているスニーカーがイタリア海軍のデッキシューズのデットストックであること。
ミリタリースニーカーの魅力はとにかく丈夫で気軽に履けること、そして元々、作業やトレーニング目的に作られているために非常に動きやすくつくられていることです。そしてシンプルで色んなコーディネートに合う。
それゆえにしばしばセレクトショップでデットストック物を大量に展開していたりする定番的アイテムともいえます。
ヨーロッパのスナップでもしばしば足元にミリタリー靴を合わせているのを見かけますが、やはりその合わせ易さを表していると思います。

イタリア語で『海軍』を意味する刻印。
この辺の雰囲気もミリタリー独特の重みがあって男心をくすぐります。

船の甲板作業を想定したスニーカーのため、濡れた接地面でも滑らない非常にグリップに優れたソールです。
クッション性もかなりあり、履き心地が良いのも◎ですね。
そんな定番的で非常に履きやすい軍物スニーカーですが、すべてが良いという訳ではありません。
岸本自身、新品のセレクトショップ時代から色んな国の軍物スニーカーのデットストックを買って履いていました。
が、元々がファッションに使われる目的で製造された訳ではないだけに、何というか、華やかさに欠けて、少しコーディネートが固くなってしまう(悪い言い方をするとオヤジ臭くなってしまう)と感じてきました。
もちろん無骨なそういった感じが悪い訳ではないのですが、個人的にはもう少し遊び心というか、ファッション性が欲しい…。
でもデザイナーズにはない気楽さや履きやすさは好きなんやけど…。
と『あと一歩やねんけどな〜』って感じの靴だったのです。
ところが今回ご紹介するポヴィ・ル・コキャンのスニーカーはそんな軍物スニーカーをファッション要素を加えて、生まれ変わらせたまさにこのブランドのテーマである『再構築』が成された靴なのです。
ではどういったファッション要素が加えられているのか?細部をみてみましょう。


まず最大の特徴はなんといってもこのタン部分のデザインではないでしょうか。通常のスニーカーの倍以上にもなるタンの長さで、それを捻ってサイドのスナップで留めるというなんとも斬新なデザインになっております。
裏表で違う生地同士を合わせて使っているので、捻り具合によって見え方を変えられる特徴があります。
自由度の高いデザインはブランド物らしいアイディアですね。

今回入荷したのは全11足なのですが、基本デザインは同じでも、実は一足ずつタン部分の生地の組み合わせとステッチの色は一足ずつ違っており、全く同じ組み合わせは存在しません。
タン部分に使われている生地も、ビンテージ服を解体したものや、珍しい柄を使っており、雰囲気満点の仕上がりです。ベースになっているスニーカーの生地感も古くからある織り方の生地なので、素材同士の相性はバツグンにいいですね。ビンテージ生地や珍しい生地をベースにした素材の組み合わせが織りなす存在感がポヴィ・ル・コキャンの最大の持ち味なので、非常にここんちらしいスニーカーです。
岸本的にも、こんな素材同士を組み合わせた靴は初見なので、かなり面白い靴だとおもいます。
ちなみにここでご紹介の靴(no.1)はタン部分にヴィンテージのLevi'sのパンツ生地(薄紫色)とピンストライプのスラックス生地(黒色)を組み合わせた配色です。
ビンテージならではの落ち着いた発色と素材感が素晴らしいですね。
新品では中々この素材感と色感を出すことが出来ません。しかも靴でこれをやってくるとは…。
毎回ここんちのアイディアには驚かされますが、今回もやられた!!っていう感じです。

タン部分をサイドに留める履き方だけでなく、タンを織り込んでシューレースの下に潜り込ませる履き方も出来るようになっています。
サイド留めの履き方に比べると、タンを折ったこの履き方はシンプルで合わせやすいので、色んなバリエーションのコーディネートに使えると思います。
個性派とシンプル派の2通りの使い方が出来るのもとても面白いアイディアですね。

カカト部分も2種類の素材を組み合わせて作っています。
手作り感満載のランダムなハンドステッチが新たな雰囲気を出してくれてます。ステッチカラーも一足ずつ変えているというコダワリ方が素敵!!!

軍物のシンプルさとタンの個性がなんともいえないバランスで融合しています。タン部分にビンテージ素材を使っていることで、スニーカーの生地とタンの素材が違和感なく融合してますね。なかなか計算された組み合わせです。

このタン部分の裏表の組み合わせの素材選びがまた一足ずつ計算されてて、どれにするか迷ってしまうんですよね〜(笑) そのくらい絶妙な組み合わせなので、他の10型もぜひ見てくださいね。
片方だけタンを折り返したり、タンをボタンに留めずにフリーで使ったりと色んなアレンジで履けそうでとても楽しいです。
遊び心120%ですね!!
と、大枠はこんな仕様とデザインの靴ですね。
靴の概念を覆した素材使いのスニーカーなので、本当に他にない靴だと思います。
日本ではメンズ靴で遊び心ある靴はなかなか少ないので、これはかなり価値ありますよ!!!
人とかぶらない靴にご興味ある方はぜひ。
今なら好きな組み合わせが選びたい放題です!!!
★本日は一足を詳しくお話ししましたが、先にも書いたとおり、それぞれ生地とステッチを変えたものが、全11種類入荷しております。
それぞれを全部ご紹介すると、とんでもない長さ(笑)になってしまうので、今夜はここまでにして、次の火曜日靴ブログの日に残りの10型を全てご紹介しますので、乞うご期待。
火曜日まで待てない〜!!!という方は今週末にでもぜひ店頭にてご確認&ご試着を。
それでは今夜はここまで。
以上、岸本がお送り致しました。
ご静聴ありがとうございました。
お問い合わせはお気軽にどうぞ
お問い合わせ先
【 TAU 】
06-6225-7460
本日は超個性的な唯一無二と言える靴のご紹介です。
当店の顧客さんならご存知と思いますが、TAUでのみ展開している『ポヴィ・ル・コキャン』というブランドがあります。
“再構築"をテーマにビンテージアイテムを解体したり、組み合わせたりして新たに生まれ変わらせた斬新なアイテムがウリのブランドであり、一点ずつデザインナー本人が手がけ、それぞれのアイテムも全て一点物でデザインも全く異なっており、まさにデザイナー入魂の一作!!!と呼べるアイテムにいつも舌を巻くブランドなのです。(詳しく商品見たい方はホームページをご覧ください!)
ポヴィ・ル・コキャン自体は2年前からTAUではスタートしましたが、今までは全て洋服アイテムのみでした。ところが遂に、遂に、待望の靴が登場したのです!!!
となればもう、靴ブログで紹介しない訳にはいかない!!!ということで満を持しての登場です。
それではそんなデザイナーの魂のこもった靴をご紹介していきます。
本日ご紹介するのはこちら。

『ポヴィ・ル・コキャンの2WAYキャンバススニーカー』です。
このスニーカー、いつも斬新なアイディアのアイテムを提供してくれるここんちらしいオモシロアイディアが満載なのですが、靴好き岸本が気に入ったポイントが何個かあります。
まずは…。

ベースになっているスニーカーがイタリア海軍のデッキシューズのデットストックであること。
ミリタリースニーカーの魅力はとにかく丈夫で気軽に履けること、そして元々、作業やトレーニング目的に作られているために非常に動きやすくつくられていることです。そしてシンプルで色んなコーディネートに合う。
それゆえにしばしばセレクトショップでデットストック物を大量に展開していたりする定番的アイテムともいえます。
ヨーロッパのスナップでもしばしば足元にミリタリー靴を合わせているのを見かけますが、やはりその合わせ易さを表していると思います。

イタリア語で『海軍』を意味する刻印。
この辺の雰囲気もミリタリー独特の重みがあって男心をくすぐります。

船の甲板作業を想定したスニーカーのため、濡れた接地面でも滑らない非常にグリップに優れたソールです。
クッション性もかなりあり、履き心地が良いのも◎ですね。
そんな定番的で非常に履きやすい軍物スニーカーですが、すべてが良いという訳ではありません。
岸本自身、新品のセレクトショップ時代から色んな国の軍物スニーカーのデットストックを買って履いていました。
が、元々がファッションに使われる目的で製造された訳ではないだけに、何というか、華やかさに欠けて、少しコーディネートが固くなってしまう(悪い言い方をするとオヤジ臭くなってしまう)と感じてきました。
もちろん無骨なそういった感じが悪い訳ではないのですが、個人的にはもう少し遊び心というか、ファッション性が欲しい…。
でもデザイナーズにはない気楽さや履きやすさは好きなんやけど…。
と『あと一歩やねんけどな〜』って感じの靴だったのです。
ところが今回ご紹介するポヴィ・ル・コキャンのスニーカーはそんな軍物スニーカーをファッション要素を加えて、生まれ変わらせたまさにこのブランドのテーマである『再構築』が成された靴なのです。
ではどういったファッション要素が加えられているのか?細部をみてみましょう。


まず最大の特徴はなんといってもこのタン部分のデザインではないでしょうか。通常のスニーカーの倍以上にもなるタンの長さで、それを捻ってサイドのスナップで留めるというなんとも斬新なデザインになっております。
裏表で違う生地同士を合わせて使っているので、捻り具合によって見え方を変えられる特徴があります。
自由度の高いデザインはブランド物らしいアイディアですね。

今回入荷したのは全11足なのですが、基本デザインは同じでも、実は一足ずつタン部分の生地の組み合わせとステッチの色は一足ずつ違っており、全く同じ組み合わせは存在しません。
タン部分に使われている生地も、ビンテージ服を解体したものや、珍しい柄を使っており、雰囲気満点の仕上がりです。ベースになっているスニーカーの生地感も古くからある織り方の生地なので、素材同士の相性はバツグンにいいですね。ビンテージ生地や珍しい生地をベースにした素材の組み合わせが織りなす存在感がポヴィ・ル・コキャンの最大の持ち味なので、非常にここんちらしいスニーカーです。
岸本的にも、こんな素材同士を組み合わせた靴は初見なので、かなり面白い靴だとおもいます。
ちなみにここでご紹介の靴(no.1)はタン部分にヴィンテージのLevi'sのパンツ生地(薄紫色)とピンストライプのスラックス生地(黒色)を組み合わせた配色です。
ビンテージならではの落ち着いた発色と素材感が素晴らしいですね。
新品では中々この素材感と色感を出すことが出来ません。しかも靴でこれをやってくるとは…。
毎回ここんちのアイディアには驚かされますが、今回もやられた!!っていう感じです。

タン部分をサイドに留める履き方だけでなく、タンを織り込んでシューレースの下に潜り込ませる履き方も出来るようになっています。
サイド留めの履き方に比べると、タンを折ったこの履き方はシンプルで合わせやすいので、色んなバリエーションのコーディネートに使えると思います。
個性派とシンプル派の2通りの使い方が出来るのもとても面白いアイディアですね。

カカト部分も2種類の素材を組み合わせて作っています。
手作り感満載のランダムなハンドステッチが新たな雰囲気を出してくれてます。ステッチカラーも一足ずつ変えているというコダワリ方が素敵!!!

軍物のシンプルさとタンの個性がなんともいえないバランスで融合しています。タン部分にビンテージ素材を使っていることで、スニーカーの生地とタンの素材が違和感なく融合してますね。なかなか計算された組み合わせです。

このタン部分の裏表の組み合わせの素材選びがまた一足ずつ計算されてて、どれにするか迷ってしまうんですよね〜(笑) そのくらい絶妙な組み合わせなので、他の10型もぜひ見てくださいね。
片方だけタンを折り返したり、タンをボタンに留めずにフリーで使ったりと色んなアレンジで履けそうでとても楽しいです。
遊び心120%ですね!!
と、大枠はこんな仕様とデザインの靴ですね。
靴の概念を覆した素材使いのスニーカーなので、本当に他にない靴だと思います。
日本ではメンズ靴で遊び心ある靴はなかなか少ないので、これはかなり価値ありますよ!!!
人とかぶらない靴にご興味ある方はぜひ。
今なら好きな組み合わせが選びたい放題です!!!
★本日は一足を詳しくお話ししましたが、先にも書いたとおり、それぞれ生地とステッチを変えたものが、全11種類入荷しております。
それぞれを全部ご紹介すると、とんでもない長さ(笑)になってしまうので、今夜はここまでにして、次の火曜日靴ブログの日に残りの10型を全てご紹介しますので、乞うご期待。
火曜日まで待てない〜!!!という方は今週末にでもぜひ店頭にてご確認&ご試着を。
それでは今夜はここまで。
以上、岸本がお送り致しました。
ご静聴ありがとうございました。
お問い合わせはお気軽にどうぞ
お問い合わせ先
【 TAU 】
06-6225-7460
スポンサーサイト