『詳しくレディス靴ご紹介します!!』
ども、土曜日は靴のお話。岸本です。
実はここでお知らせなのですが、2月より靴ブログの曜日が変更する予定です。いままで通りの火曜日と金曜日の夜を靴ブログの日 (つまりは土曜日が金曜日にかわるだけですね)となりますので、今後とも宜しくお願い致します。
さてさて、今夜は前回の大量靴入荷の際にザッと紹介した靴たちの中から、ザッとではあまりにも勿体ない極上靴をくわし~~くご紹介したいと思います。
もしも長くなり過ぎたらゴメンなさい。
それでは本日ご紹介する靴はこちら。

『PRADAの布生地×カーフレザーコインローファー』 です。
何度も当ブログではプラダをとりあげ、岸本自身がかなりのプラダ贔屓であることは周知のことと思いますが、今回ご紹介のローファーはそんな贔屓目を差し引いて余りあるこだわり満載の正に極上靴なのであります!
ザッと紹介した後にどうしてもこれは詳しく書きたいぞと思い続けていた靴なのであります!
という訳で今夜はこのプラダ一足のことを書きたいと思いますので、よろしくお願い致します。
では詳しく説明していきますね。

まず、プラダの靴を語る上で一番たいせつなことは 「履き心地の良さ」 これに尽きます。見た目がカッコいい、綺麗、デザインがステキという靴は正直星の数ほどあります。しかしながら、「履き心地よく実際に使っていて快適でカッコいい靴」となると話は別です。
プラダの靴を岸本がここまで好きな理由の一番はまさにそこなんです!!自他ともに認める靴バカであり、とんでもない数の靴を履いてきた経験の中でもプラダの靴は別格と呼べる履き心地を有しております。
このブランドが凄いのは各モデルごとにソールのデザインが違うにも関わらず、それぞれがそれぞれである靴はバランスの良さで疲れない…、ある靴はソールのクッション性で疲れない…。とそれぞれ違った仕様でありながら、職人の技と知識、膨大な量の実験とデータによって裏打ちされた実使用したときの快適さがそれぞれに備わっていることです。
あるブランドのあるシリーズが履き心地いい…。ということは良くあることですが、このブランドの凄さはその履き心地のへ平均点の高さです。
つまりスニーカータイプでも、革靴タイプでも、ヒールパンプスでも、平均して履き心地がいい!!
そしてデザインも素晴らしい!!!
そんなブランド中々ないんですよ。
思わず力説してしまいましたが、当店でもプラダを購入いただいたお客様がたから、「ほんまに履きやすいです」 「もう一足プラダ欲しいです」 などという満足した声をたくさんいただいておりますので、まだプラダ履いたことない方は今回ご紹介の靴だけでなくぜひとも一度お試ししていただけたらなと思います。
まあそんな長い前置きはそろそろおいといて、ローファーの説明をしてまいりますが、この靴はいわゆるレザーソールの革靴タイプのローファーです。しかし上の写真をみていただけると分かりますが、ソールは前部とカカト部分に2分されています。厚底タイプのレザーソールは非常に重量が重くなるのですが、軽量化のために真ん中部分を無くしたデザインです。デザイン的にもこの方が重々しくなく綺麗なのですが、歩行時に体重のかかる部分にはしっかりとソールが当たるようにギリギリのラインまで計算してソールを削っています。力学的な研究もプラダ社はスポーツメーカーなみに行っているらしいので、このへんは納得ですね。デザインの美しさと力学的な歩行時への配慮のバランスがとれた芸術的バランスがプラダにはあると岸本は思う訳です。
そして履き心地の良さを前提とした上で、デザインの遊びがはじまる…。それがプラダの素晴らしさです。

お固くなりがちなコインローファーですが、レディスらしくみせるためにクラシックな風合いの布地をアッパーに採用しています。これによって全体が非常に軽快で、かつビンテージシューズかのようなクラシック感もあるプラダらしい仕上がりになっております。

甲部分のレザーパーツも通常のコインローファーとは微妙にアールのつけ方が違っており、このアールのデザインで非常に可愛らしい見た目に仕上がっています。このへんの良く見ないと分からないデザインディテールがプラダの真骨頂といえるでしょう。ありそうでいて、実はなかなか無い…。まさにプロを唸らせるデザインです。

さきにも話ましたが、ヒールの角度のつけ方、厚み、カカトを少し削って歩き易くしているなど、工夫が満載のレザーソールはもはや芸術品。デザインと利便性が一体化したまるで建築物かのような美しさです。


写真ではどこまで伝わるか分かりませんが、レザーソールのフチ部分は手作業によるバッフィング(削る作業)で角を落としたデザインになっており、これによって滑らかな美しさを得ています。これは超熟練職人のみが成せるイタリアの伝統技法であり、プラダの職人のレベルの高さを物語っております。美しすぎますよ。ホントに。

細部のハンドステッチも雰囲気を何倍にも引き上げてくれています。ステッチの細やかさも最高の出来で、プラダの靴がなぜにあそこまで高級なのかは納得ですね。最高品位のクオリティーです。

そしてプラダらしさここに極まる。 未来感とクラシック感が融合されたなんとも言えない雰囲気の後ろ姿…。プラダの靴はただクラシックで美しいのではなく、流線的な近未来を思わせるようなラインのデザインを用いて、あくまでも新しい世界を創りだしているのが凄いんです。このバランス感覚は唯一無二と呼べますね。

靴底のカカト部分にクッションが入っておりレザーソールの欠点であるクッション性の低さをカバー。さらにアキレス腱サイドにもクッション素材を入れて、靴ズレも防止している工夫…。
見た目だけなら気にする必要のない細部まで専門家が見ても納得のコダワリが…。 本当に素晴らしいですね。

そしてそんな極上靴がほぼ未使用状態で見つかりました。プラダのプリントロゴは履いていると消えていきますが、この靴はまったくロゴが削れていない、ほぼ履いてない状態。
もはやサイズが合う人はこれは持っておいて損はないでしょう!!!
デザイン的にもこの春のマストアイテムとなるでしょうね。
岸本が太鼓判を押します!!!
さてさて、今夜はここまで。
以上、岸本がお送り致しました。
ご清聴ありがとうございました。
お問い合わせはお気軽にどうぞ
お問い合わせ先
【 TAU 】
06-6225-7460
実はここでお知らせなのですが、2月より靴ブログの曜日が変更する予定です。いままで通りの火曜日と金曜日の夜を靴ブログの日 (つまりは土曜日が金曜日にかわるだけですね)となりますので、今後とも宜しくお願い致します。
さてさて、今夜は前回の大量靴入荷の際にザッと紹介した靴たちの中から、ザッとではあまりにも勿体ない極上靴をくわし~~くご紹介したいと思います。
もしも長くなり過ぎたらゴメンなさい。
それでは本日ご紹介する靴はこちら。

『PRADAの布生地×カーフレザーコインローファー』 です。
何度も当ブログではプラダをとりあげ、岸本自身がかなりのプラダ贔屓であることは周知のことと思いますが、今回ご紹介のローファーはそんな贔屓目を差し引いて余りあるこだわり満載の正に極上靴なのであります!
ザッと紹介した後にどうしてもこれは詳しく書きたいぞと思い続けていた靴なのであります!
という訳で今夜はこのプラダ一足のことを書きたいと思いますので、よろしくお願い致します。
では詳しく説明していきますね。


まず、プラダの靴を語る上で一番たいせつなことは 「履き心地の良さ」 これに尽きます。見た目がカッコいい、綺麗、デザインがステキという靴は正直星の数ほどあります。しかしながら、「履き心地よく実際に使っていて快適でカッコいい靴」となると話は別です。
プラダの靴を岸本がここまで好きな理由の一番はまさにそこなんです!!自他ともに認める靴バカであり、とんでもない数の靴を履いてきた経験の中でもプラダの靴は別格と呼べる履き心地を有しております。
このブランドが凄いのは各モデルごとにソールのデザインが違うにも関わらず、それぞれがそれぞれである靴はバランスの良さで疲れない…、ある靴はソールのクッション性で疲れない…。とそれぞれ違った仕様でありながら、職人の技と知識、膨大な量の実験とデータによって裏打ちされた実使用したときの快適さがそれぞれに備わっていることです。
あるブランドのあるシリーズが履き心地いい…。ということは良くあることですが、このブランドの凄さはその履き心地のへ平均点の高さです。
つまりスニーカータイプでも、革靴タイプでも、ヒールパンプスでも、平均して履き心地がいい!!
そしてデザインも素晴らしい!!!
そんなブランド中々ないんですよ。
思わず力説してしまいましたが、当店でもプラダを購入いただいたお客様がたから、「ほんまに履きやすいです」 「もう一足プラダ欲しいです」 などという満足した声をたくさんいただいておりますので、まだプラダ履いたことない方は今回ご紹介の靴だけでなくぜひとも一度お試ししていただけたらなと思います。
まあそんな長い前置きはそろそろおいといて、ローファーの説明をしてまいりますが、この靴はいわゆるレザーソールの革靴タイプのローファーです。しかし上の写真をみていただけると分かりますが、ソールは前部とカカト部分に2分されています。厚底タイプのレザーソールは非常に重量が重くなるのですが、軽量化のために真ん中部分を無くしたデザインです。デザイン的にもこの方が重々しくなく綺麗なのですが、歩行時に体重のかかる部分にはしっかりとソールが当たるようにギリギリのラインまで計算してソールを削っています。力学的な研究もプラダ社はスポーツメーカーなみに行っているらしいので、このへんは納得ですね。デザインの美しさと力学的な歩行時への配慮のバランスがとれた芸術的バランスがプラダにはあると岸本は思う訳です。
そして履き心地の良さを前提とした上で、デザインの遊びがはじまる…。それがプラダの素晴らしさです。

お固くなりがちなコインローファーですが、レディスらしくみせるためにクラシックな風合いの布地をアッパーに採用しています。これによって全体が非常に軽快で、かつビンテージシューズかのようなクラシック感もあるプラダらしい仕上がりになっております。

甲部分のレザーパーツも通常のコインローファーとは微妙にアールのつけ方が違っており、このアールのデザインで非常に可愛らしい見た目に仕上がっています。このへんの良く見ないと分からないデザインディテールがプラダの真骨頂といえるでしょう。ありそうでいて、実はなかなか無い…。まさにプロを唸らせるデザインです。

さきにも話ましたが、ヒールの角度のつけ方、厚み、カカトを少し削って歩き易くしているなど、工夫が満載のレザーソールはもはや芸術品。デザインと利便性が一体化したまるで建築物かのような美しさです。


写真ではどこまで伝わるか分かりませんが、レザーソールのフチ部分は手作業によるバッフィング(削る作業)で角を落としたデザインになっており、これによって滑らかな美しさを得ています。これは超熟練職人のみが成せるイタリアの伝統技法であり、プラダの職人のレベルの高さを物語っております。美しすぎますよ。ホントに。

細部のハンドステッチも雰囲気を何倍にも引き上げてくれています。ステッチの細やかさも最高の出来で、プラダの靴がなぜにあそこまで高級なのかは納得ですね。最高品位のクオリティーです。

そしてプラダらしさここに極まる。 未来感とクラシック感が融合されたなんとも言えない雰囲気の後ろ姿…。プラダの靴はただクラシックで美しいのではなく、流線的な近未来を思わせるようなラインのデザインを用いて、あくまでも新しい世界を創りだしているのが凄いんです。このバランス感覚は唯一無二と呼べますね。


靴底のカカト部分にクッションが入っておりレザーソールの欠点であるクッション性の低さをカバー。さらにアキレス腱サイドにもクッション素材を入れて、靴ズレも防止している工夫…。
見た目だけなら気にする必要のない細部まで専門家が見ても納得のコダワリが…。 本当に素晴らしいですね。

そしてそんな極上靴がほぼ未使用状態で見つかりました。プラダのプリントロゴは履いていると消えていきますが、この靴はまったくロゴが削れていない、ほぼ履いてない状態。
もはやサイズが合う人はこれは持っておいて損はないでしょう!!!
デザイン的にもこの春のマストアイテムとなるでしょうね。
岸本が太鼓判を押します!!!
さてさて、今夜はここまで。
以上、岸本がお送り致しました。
ご清聴ありがとうございました。
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