MARC JACOBSのフィレンツェコットン100%ドレス


本当にご無沙汰いたしておりましたが、ホームページ上にて 「MARC JACOBS」 の特集をお送りしていることもあって、今夜はレディースのマークジェイコブスをご紹介したいと思います。
今回の「マークジェイコブス祭り」では、今までに買い溜めていたマークジェイコブスを一気に出した形になったのですが、その中から一枚ずつブログで詳しくご紹介していきます。
まずは一枚目は 「フィレンツェコットン100%のドレス」をご紹介致します。
「フィレンツェコットンって何?」とお思いでしょうね。
その名の通り、イタリア北部の町フレンツェ地域でとれるコットンのことですが、このコットンはイタリアの高級ブランドのシャツなどに主に使われている生地で、その特徴は 「とにかく涼しくて、肌触りが柔らかい」こと。インド綿なみの着心地を持ちながら、丈夫さはインド綿以上で、洗濯にも強い。とそんな素材です。
大量に生産することが難しいオーガニック(有機農法)コットンなので、通常のコットンの約3~5倍の値がつくコットンなのです。
しかし、ヨーロッパのセレブ達はその着心地からこのコットンを愛用して、夏のリゾート地に行くときには必ず着用する…そんな最高級素材なんです。
では、そんな最高のコットンを100%使用したドレスの細部をご紹介していきます!!



随所にフリンジ・ギャザーリング・ダーツを駆使した立体的な作品。
ベルトなどにも独特のウェスタンチックなでティールが施されていたりと、もはや芸術作品の域だと思います。
超高級素材であるフィレンツェコットンをここまで大量に使用することは稀で、他のデザイナーで言えばヴィヴィアン・ウエストウッドがマキシスカートなどでこういった使い方をしているのは見かけますが、なかなか少数ですね。ルイ・ヴィトンのデザイナーに就任して以来、マークジェイコブスはこういった贅沢な素材使いを惜しみなく作品に使い始めました。

ポケットの膨らみの表現はマークがデビュー当時からこだわっていた部分です。デビュー当時のスカートにもこれと同じ立体裁断を入れたパッチポケットを使用していました。ドットへのこだわりなど、マークは昔から継続して続けているディティールや柄があり、そのあたりも他のデザイナーより強く感じるそんなよい意味での頑固さのあるデザイナーだと思います。

襟回りのビンテージ感あるディテールも非常にマークらしい。ミリタリーとビンテージが彼のデザインの根底に常に流れています。古着に合わせてもうまく溶け込み、エレガントなのにどこかカジュアルさも兼ねているのがマークの特徴といえるでしょう。

画像ではこのコットンの素晴らしさは伝わらないのが残念ですが、本当に美しいコットン生地です。
最高級コットンをマークらしい「朱色」に染めているのも◎。袖の折り返しにもビンテージ感ありです。


後ろ姿も隙なし。ベルトや立体的なドレープ感に拘った、正に最高な一着です。
この見た目で、真夏は最高に涼しい着心地…。 最高ですね。
マークの洋服は上半身を華奢に見せてくれて、体型を綺麗に見せてくれるので、身長のない日本人の女性にもかなり合います。まだマークジェイコブスを着たことがないという方には非常におススメです。
このドレス以外にも、本当に多数最高級のマークの作品をご用意いたしておりますので、ぜひ店頭にてご試着だけでもしてみて下さい。
MARC JACOBSのフィレンツェコットン100%ドレス
SIZE : 10(S) 6(M) (2サイズ見つかりました。)
★このドレス以外のマークジェイコブスも見たい方はホームページにアクセスしてください!!
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☆コーディネートページは明日以降に予定変更です。楽しみにしてらした方、申し訳ありませんがもうしばらくお待ちください。
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