Salvatore Ferragamo vol.01 kiltie tongue double wing-tip

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本日より約3~4回に渡って、メンズ靴ブログでは「Salvatore Ferragamo特集」といたしまして、同ブランド靴を詳しくご紹介いたします。


フェラガモといえば、周知のとおりイタリアを代表する靴ブランドであり、歴史、人気ともにイタリアでもトップクラスの高級ブランド。長い歴史の中で培われた技術と経験は他のブランドでは成しえないコダワリの詰まった一足を造り続けています。今回よりそんなイタリアを代表するブランドの靴を数回に分けてご紹介いたします。


第一回は「キルトタン付きダブルウイングチップ」をご紹介いたします。それではご覧ください。




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フェラガモとしては珍しいガラスレザーを使用したモデル。どちらかと言えば、ドクターマーチンなどイギリスストリートブランドが良く使う吊りこみ時に引っ張られた部分が薄くなって自然と濃淡のでるレザーです。この革を使用している時点でかなりストリート色が濃い遊び靴の様相に仕上がっています。


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キルトタンと呼ばれる甲部分の飾りは着脱が可能になっており、取り外すと二重になっているウィングチップが姿を現すという遊び心あるアイディアです。通常ではキルトタンを外すとベーシックなウィングチップになることがほとんどなのですが、この靴はキルトタンを付けていても、いなくても、個性派な一足です。
見た目だけでなく、最新のウレタン樹脂素材のアウトソールを搭載しており、クッション性能もかなり高いのが素晴らしい。履き心地への配慮が長い歴史の中で研鑽されているのがこのブランドの持ち味。靴専門デザイナーらしい妥協なき追及です。


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トゥ部分がかなり反り上がった幅広な木型を採用。100年近い歴史の中で、世界屈指の木型職人たちが、洋々な顧客の声を吸い上げて、改良に改良を加えた履いていてストレスのない極上バランスの木型がフェラガモ最大のウリ。クッション性のないアウトソール搭載のモデルでも木型のバランスの良さのみで歩行時に疲れない靴が多いのがこのブランドの凄さです。一朝一夕では成しえないブランドの誇りが垣間見えます。その熟練と歴史の詰まった木型にプラスして、最新の性能を持ったアウトソールを搭載しているこのモデルは間違いなく、快適を約束してくれるでしょう。


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靴全体に施されたピンキング飾り(ギザギザ飾り)がなんとも贅沢。コバ部分のピンキング技術はもはや芸術の域です。
ピンキングだけでなくほとんどのステッチを二本縫いで仕上げている点も何気に凄まじい。
デザイナーズの靴では考えられないような頑強なステッチング。インソールにも一切の手抜きナシ。高級レザーを2枚重ねにしっかりと縫い合わせたコダワリが凄い。恐らく、滑り止めのためにインソールの縫い込みも大小2種類の使い分けをしている点など、マニアック過ぎて脱帽です。靴内部にはしっかりと最高品位の豚革を使用し、履き口付近にはパイピング仕様を用いたフェラガモにとっては当たり前のコダワリもしっかりと入っています。これぞ靴職人の技と誇りの詰まった一足。




フェラガモのシューズは基本的に「履いていて快適でノンストレス」なものが多いのが特徴です。まさに履かなければ分からない一足。まだ、フェラガモの靴を履いたことのない方はぜひこの機会にご試着ください。




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BAND OF OUTSIDERS bi-color coin loafer

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本日は「BAND OF OUTSIDERSのバイカラーコインローファー型スニーカー」をご紹介いたします。


バンドオブアウトサイダーズはアメリカ本国で人気を誇るブランドで、日本のセレクトショップでも見かける存在。約2年間の活動休止期間を経て、再始動しました。本格派テーラード技術を習得したデザイナーがアメリカの歴史あるアイテムを意識しつつ、新しいアイディアをプラスする手法の作品が多く、定番に一癖加えたアイテムはファッション的にもインパクトあり、コーディネートを楽しい物にしてくれるそんなブランドです。今回ご紹介する靴も非常にこのブランドらしいスニーカーとなります。それではご覧ください。


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このブランドらしい「アメリカの学生スタイルであるコインローファー」をアッパーに使ったデザイン。本来は表革一色の仕様が定番のところをスエードのホワイトカラー×ガラスレザーのブラックカラーというありそうでないコンビネーションバイカラーに仕上げているのもバンドオブアウトサイダーズ流。ブラックステッチをあえてラフに入れている点もストリートファッションで人気のこのブランドらしさ。


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アメリカで人気のVANS型スリッポンを模したスニーカーソールを搭載。アメリカのストリートファッションといえばこのソール。クッション性能も、グリップ力もかなり高いので履いていてストレスがないのが◎。
カカト部分は本格革靴のコインローファーと同様に手縫いのつまみ加工入り。ソールの本来ブランドロゴが入る位置に「(LOGO)」と入ったジョークが面白い。遊び心ある一足。


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VANSスリッポンと比較すると甲が低め、幅は広めに設定された木型。アメリカ系コインローファーは履き口の浅い物が多いのですが、このローファーは履き口が深く甲がしっかりとフィットするので歩行時にもブレが少なく歩き易くて◎。


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タン部分のエンドにはピンキング処理(ギザギザ加工)が施されており、ややトラッドな印象を足しています。ステッチングでラフさを出しておいてピンキングを施して綺麗めなイメージも足す面白いデザインバランスです。インソールはアーチサポート(土踏まずにフィットして指の運動をサポートする役割)の付いた仕様。クッション性能も高いので履き心地はかなり快適。


バンドオブアウトサイダーズの靴は、ユーズドでは出現率の低いアイテムです。
アイディアも中々他のブランドにはない独自バランスなので、コーディネートのアクセントとしても重宝する一足です。
ぜひ、お試しください。




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PRADA hi-tec sole wing-tip sneakers

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本日は「PRADAの第一期ソール搭載ウィングチップスニーカー」をご紹介いたします。


当ブログでも再三登場してきたプラダスポーツラインのスニーカー。
プラダの現在の躍進の始まりとなった約20年前、ブレイクのきっかけとなったアイテムがあります。その一つがポノコナイロンを使ったBAG。そしてもう一つが、今回ご紹介するシリーズ、クラシックスタイルのアッパーに人間工学を研究したハイテクソールを搭載したスポーツラインのスニーカーです。クラシックレザーシューズの雰囲気を持ちつつ、ハイテクスニーカーをさらにハイエンドに仕上げた履き心地をもった靴の登場に当時騒然となった革新的なアイテムでした。
今回ご紹介するスニーカーはそのデビューしたばかりのプラダスポーツラインのスニーカーに搭載されていた第一期ソールを搭載したモデルとなります。デビュー後もプラダ社は研究に研究を重ねて数々の新型ソールを生み出してきましたが、いまだにこの第一期のソールは「耐久性と履き心地を両立させた本物モデル」としてプラダファンに愛され、定番化しています。安心の一足と呼べるでしょう。それでは、細部をご覧ください。


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プラダの十八番となったガラスレザー+第一期ソールの組み合わせ。樹脂塗料によって耐水性を持たせたレザーアッパーに人間工学、力学を研究して作った樹脂ソールを搭載することで全天候型で気遣いの必要のない、デイリーな一足に仕上がっています。
クラシックレザーシューズのようなウィングチップタイプのアッパーでイタリアではスーツにこのシリーズを履くのもお洒落とされています。


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世界中をアッと言わせた発明とも呼べる革新的なアウトソール。人間工学と力学を研究して、歩行の際にどの部分に一番負荷がかかるか、熟知した上で開発された緩やかな凹凸と溝をもったデザイン。地面への吸着力も最高で、最高のグリップ力を誇り、長時間歩行でも全く疲れ知らずの素晴らしいソールです。
もはやプラダスポーツラインの代名詞となったカカト部分の赤いブランドタグバーですが、実はデザインではなく、このパーツのみ異常に摩擦に強い素材で出来ており、踵の擦り減りを抑える効果を狙ったものです。実使用を考え抜いた工夫とファッションデザインの融合が成されているのが素晴らしい。


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木型は甲を低めに設定しつつ、幅を4Eワイズにしたこのシリーズでは珍しい木型。近年のプラダスポーツラインは足幅をE~4Eに設定したものが多くなっていて、足指をより動かし易くなっているのが特徴。


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細部へのコダワリも素晴らしい。履き口付近は二重構造になったデザインでクッション材をふんだんに使った快適仕様。履き口付近はダブルステッチで強固に縫っており、鳩目付近のステッチエンド部には手縫いで太糸で縫っていたりと、強度と手作り感を出す意味の職人ワザが盛り込まれています。ハイテクでありながらも、温かみある造り込みはプラダの真骨頂。
インナー素材も最高級レザーで柔らかく、素足履きもOK。4Eワイズでラクに指を動かせる仕様なので、歩行に最適。インソールも最高級レザーを貼り、最新技術によってクッション性抜群に仕上げています。スポーツメーカーに匹敵するクッション性とクラシカルで知的な雰囲気も兼ね備えた素晴らしいデザインが◎。




まだ、プラダのスニーカーを履いたことのない方はぜひこの機会にお試しください。
間違えのないオススメの一足です。




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PIERRE HARDY lame-piping chukka boots

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本日は「PIERRE HARDYのラメパイピング入りスエードチャッカ—ブーツ」をご紹介いたします。


ピエールアルディといえば、ルブタンと並び称されるフランスを代表する靴デザイナーです。その作風はいつも「唯一無二のアイディアを具現化」しつつ、しっかりとデイリーに使えるものが多いのが特徴ですが、今回ご紹介の靴もデイリーに定番的に使える上で「中々ありそうでなかったアイディア」を持っています。


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黒のスエードを使ったステッチダウン製法×クレープソールという一見するとチャッカ—ブーツの定番とも呼べる形です。スエード素材もあえてよくハイブランドが使う極上のベルベットスエードではなく、クラークス社などが使うラフスエードに近い素材を使用しているのが特徴。


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チャッカ—ブーツのソール定番として歴史もあるクレープソールを搭載。
しかし良く見るとアッパースエードとクレープソールの間にホワイトカラーのレザーを挟んでいるのが分かります。これによってカジュアルになり過ぎる傾向のあるスエードチャッカ—ブーツをモード仕様に変更しています。こういった他のデザイナーがまだ試みていない技法を用いるのがピエールアルディの真骨頂。


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木型も独特。ロングノーズの甲低めで、ヨコから見た形はかなりスマート。野暮ったい木型の方が多いチャッカ—タイプですが、この木型ならば綺麗めに見えてトラッドスタイルやドレス&モードにも使用可能。アパレル業界人やアート&美容の世界の方々に人気を誇るこのブランドらしい木型選びです。


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このチャッカ—ブーツで一番の特徴はシンプルながらも存在感抜群の羽根部分に施されたパイピング。黒ベースにグレーカラーを合わせてくる辺りがパリシックを体現していて素敵。良く見るとラメが入っているのもさり気ないコダワリで奥深い。このパイピングによって重苦しく野暮ったくなるブラックスエードのチャッカ—ブーツを洗練されたクールな表情に変えている点は唯一無二のセンス。
アイレット(紐通し)をチャッカ—の起源と呼ばれている「2個」に設定している点も、靴の歴史を知った上で遊び心を足しているのが分かり、ピエールアルディの造詣の深さを感じます。
内側の素材も非常にソフトに鞣しており、ストレスのない靴の好きなパリジャン御用達仕様になっている点も快適で嬉しい。




チャッカ—ブーツの起源は「ポロ競技用」で、そもそもスポーツ&アウトドア用に作られた気軽に履ける靴。そのデイリーさはしっかりと持ちつつ、オシャレでクールに仕上げた中々見つけることの難しいブーツです。
定番的であり、幅広いコーディネートに相性よく、長く使えるアイテムでありながら、しっかりと個性を持った一足。人と違った足元を作りたい方にオススメです。




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OLD GUCCI baby calf skin jodhpur boots

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本日は「OLD GUCCIのベビーカーフジョッパーブーツ」をご紹介いたします。


昨今、かなりの人気を博している新生GUCCIですが、そのアイデアソースとしてオールドグッチという60年代後半~70年代の名品があげられています。その当時のGUCCIデザインは非常に遊び心があり、素材感、柄なども素晴らしく、ファンも多いアイテムです。今回ご紹介する靴はそんなオールドグッチの最高級素材を使用した特殊な形のクラシックシューズです。それではご覧ください。




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この靴の最大の特徴はアッパーに使われた「ベビーカーフ」と呼ばれる最高品位の素材。カバンや靴用に特別契約した飼育場でカバンや靴用に育てられた、生まれて間もない仔牛をアニリン系の鞣し加工で柔らかく仕上げた極上素材です。70年代はこのアニリンレザーで柔らかく仕上げる技術が突出していた年代なので、まさに歴代でもトップクラスの素材と言えます。とにかく現物を触っていただきたい一足です。
オールドで発見された場合ベビーカーフ素材は繊細なためカサカサになっていることが多いのですが、今回発見されたブーツは写真でもハッキリと分かるようにベビーカーフ特有の光沢とツヤが残っていて素晴らしいコンディションです。


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製法も素晴らしい。最高峰のイタリア靴職人しか作ることが許されていない「隠しマッケイ式」。ステッチから水が靴内部に侵入してくるマッケイ式の欠点を補うために考案された最高難度の技術です。実際にはステッチは存在していますが、薄皮一枚をめくって縫ったあとに接着して元に戻すという繊細な作業が成されています。職人技術の高かった年代のオールドグッチシューズゆえの最高な仕上がり。
オールドグッチの人体モチーフのロゴ刻印も素敵。踵に付けられたオリジナルパーツの「GUCCI ITALY」の文字に歴史を感じます。


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ジョッパーブーツとはインド起源の「ジョッパーパンツ」と呼ばれる乗馬パンツに合わせるためのブーツのこと。今回ご紹介する巻き付けベルト式は実はファッション的要素の強い「ジョッパーブーツ」です。実際の乗馬の世界ではサイドゴアなどの靴をジョッパーブーツと呼ぶ場合もありますが、ファッションの世界ではこの巻き付け型をジョッパーブーツと位置付けています。特徴はヴァンプ部(甲側のアッパー部分)とクオーター部(カカト側のアッパー部分)が分かれており、履き口が大きく前後に開閉して脱ぎ履きがし易く、ベルトによって履いたあとの安定は守るように考案されたものです。ヴァンプ部とクオーター部を接続する部分に縫いを入れるのが通常ですが、ここに各ジョッパーブーツによって細かい違いがあり、個性になります。このオールドグッチは比較的オーソドックスなスタイルの合わせ方にステッチ、そこにやや太め設定のベルトを付けたタイプです。


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木型はビンテージ系シューズに多い現代と比べるとやや細身の綺麗めスタイル。丸みのあるラウンドトゥなので指先も動き易い造りはやはり乗馬やポロスポーツ起源の靴だけにアクティブに履ける設定。スッキリとした非常に精悍な雰囲気漂うブーツです。


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随所に見えるGUCCI刻印。ジョッパーズブーツのベルトの巻き方には実は種類があるのですが、このジョッパーズは一番定番とされている「外巻タイプ」です。総称してベーシックなジョッパーズと呼べる一足。
内部構造も素敵の一言。品格あるオールドグッチのタグが格好良い。内側に貼られた最高級の豚革は素足で履いてもストレスのないイタリアンシューズらしい極上の履き心地を約束してくれます。




最高品位の歴史ある名品がグットコンディションで見つかりました。メンズシューズにおいてジョッパーブーツは個性的でありながらも、トレンドに全く左右されない普遍性も持った靴なので、長く履けるお洒落靴と言えます。まだジョッパーブーツを履いたことのない方は、ぜひ一度体験してみてください。




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